うまくいかないときも情報共有

「情報共有って大事ですよね」とよく年度始めなどのときに確認します
若手教師は「そうですよね」っていうし、うまくいかない教師もそういいます
この問題点って、うまくいっているときに返事をしているだけなんですよね

つまり、今問題がないから言える言葉なんですよね
年度始めって問題がないから、だから平気で言える
でも、ちょっとずつ学級がうまく行かなくなって、他の学級がうまくいっているようなときには言えない

「自分の能力が低い」ってことがばれたくないとか、「バカにされる」とか、他者と比較ばかりしている人って、そういうときにまずくなる
自分だけ問題を抱えていることを認められないし、バレたくない
だから、自分だけでどうにかしようとして、更に泥沼にハマっていく

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情報共有ってどんなときにもするものだし、それによって落ち込まなくてもいい
「今、◯◯とうまくいかない」「◯◯の2日連続で休んだ」など言えばいい
みんな、あなたのことを責めるきないし、なんとか力担ってあげたいと思っているから

1つの事象に対して、複数の教員で考えることによって様々な視点やアイデアが得られる
このメリットが情報共有であるし、話す方もストレスを抱え込まなくなる
情報共有って、つまりは問題解決のアプローチでもある

どうも情報共有を「ただの義務」と捉えているフシがあって、共有する意味を考えていない
あとあるのは、「こんなバカどもに共有しても無駄」とかね、プライドが邪魔しているケースもある
問題解決のアプローチとして、問題の芽を発見するアプローチとして、情報共有を活用するべきです

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