残業を減らすためには、根本的に仕事を減らす必要がある
教育現場では「効率よくやる」ことを求められがちだが、根本的には仕事を減らすが先にないと残業は減らずにクタクタになってしまうだけになる
ここをまずは理解してほしい
とは言いながら、私の現状は仕事過多で、残業も労働基準のギリギリというか・・・感じなので偉そうなことを言えた義理ではありません
そうした自分への説教とともに考えを整理していきたいと思います
私の現状からすると「私にしか出来ない仕事」が多く、しかも効率化をするすべを持っているので人より多くの仕事をしている自負があります
複雑な数式、マクロ、シート間の連結などいろんな楽な工夫をやっていますが、いくら効率化しても仕事はどんどん来るので、実際のところ限界を感じています

最近,強く感じるのは「毎年同じでいいじゃん」ってこと
いちいちちょっと変えるをするから、システム上いちいち変更しないといけないんですよね
しかも、それを私がちょちょいとやっちゃうものだから、変更しても誰も大変なことってわからない
これってまずい
仕事を減らす一番は「毎年同じことをする」に限るのである
体育祭の種目は同じでいいのだ
進路指導もワンパターンでいいのだ
次に「使えるものは使う」に限る
指導書のデータ、去年のプリントなどとにかく使えるものを使うといい
気をつけないといけないのは「改良するからいい」という考え方

自分で関与すると「より良いものが出来た」と思いがちであるが、78点が79点になっても誤差であり、十分な合格レベルであればそれ以上のことをする必要はない
生徒に声掛けの仕方や導入の話し方を変えることで対処可能なことはじつは多いし、誤差のレベルであれば合格点のものを毎年使うだけで良い
あと大事なのは「いちいち人の仕事にけちをつけない」こと
私はよくやりがちであって、というのは、だめな仕事ばかりする人がいて、というか多くて、それが気になってしまうんですよね
担任として降り掛かってくるとなおさらでどうにかしてしまいたくなる
が、他人は変えられないし、一人で悶々とするのもどうかである
自分が変えられないと理解して、考えないほうがいい
つまり、考えていくと仕事というのは「ベストじゃなくてベターを追求していくもの」である
ベストを考えるとどんどん残業が増えてしまうのである
この考え方がないと仕事が減らないと自分に言い聞かせるのがこの頃です
偉そうなことを書いていますが、自分が今までベストにこだわりすぎていたんだなと気づくとともに、他者にもベストを尽くすことを要求していたようにも思えます
ベターでいい感覚に慣れていきたいです
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