偏差値は30~40台でも国公立の合格は可能な現実

うちは平均以下の高校ですから、全国模試をそもそも受けないコースがあります
とはいえ、1年に1回くらいは受けますが、偏差値は30~40台前半が基本です
マーク模試でどうやったらこんな偏差値がたたき出せるのだろうかと思ってしまいますが、それは私のできが良かったからでしょうね

さて、そんな生徒たちでも国公立大学の合格ができます
総合型選抜とか学校推薦型選抜のおかげです
狙い目は公立大学になってきますが、基本的に学力試験がないところです

そして大事なのは、数打てば誰かは合格するという確率論になってはきます
というのは、そもそもこういった受験は向こうが何を基準に合格を出しているのかわからないから
「○○を研究したい」と書いたとしても、それが大学側にささるかどうかは高校側ではわかりません

ですので、数打てばとなります
もちろん、合格の確率を上げるために大事になってくるのが、事前の準備ですが、それも3年生になってからではなくて、1・2年生からになります
が、平均以下の高校ではそんなことをする生徒ってほぼ皆無なので、今までの学校生活であったことを出してもなんとか使えそうなものを使って、論理構築をします

そして、指定校推薦でもとれているか、地元のFラン大学を考えれば、総合型選抜にはほぼノーリスクで国公立に突っ込むことができるわけです
鉄砲の弾みたいな表現がいやだと言う人がいますが、それが嫌だったら3年生までに準備しておけよってことなんですよ
それができないから、鉄砲の弾みたいなことになります

こういう仕組みな訳ですが、それが全国的にわかってきているような実感もあって、総合型選抜のラインが上がってきているように感じています
ここの選抜に「共通テストを受けるのが原則」とやっている高校が参入したら大変なことになります

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