過去にここまで協調性がなく、責任転嫁するか驚いた生徒がいる
この生徒Cは成績とコース内で優秀で、いろんなことを自主的に行い、信頼できる生徒であった
ただ、生徒からの評判は悪く友人は少ない、オタク気質なタイプ
仕事をきちんとこなすという意味ではCは優秀で教員から頼りにされるような存在であるが、ある段階から教員評価も変わっていく
それは成績が少し落ちていき、探究活動で不協和音が響き出したことによる
探究の過程でCは「周りが何もやってくれない」と怒っているのだ
ただ私は担当ではなく、若手教師が担当であったので問題の詳細はほぼわからなかった
若手教師に聞くと「班のメンバーが悪いので」とCは悪くないとのこと

班は何回か変わるのだが年間を通して、Cが所属する班はいつも不協和音が生じ、Cが独りで行うようになっていたのです
若手教師に聞くと「メンバーが悪い」とのこと
ただ、メンバーに話を聞くと「Cが悪い」と答える
私の担当の班でもなく、若手教師が担当で問題を認識して対処にあたっているふうなので、放置せざるを得ない
その後、Cと関わりがあって複数人で作業することがあった
Cはしきりに「◯◯がきちんとやらずに自分は大変だった」と愚痴をこぼすのである
これはたしかに若手教師の言う通りだなと思った
物事を進んでいくと、Cの意図にそぐわない方向性に進む場面になったときにCは「これは俺の考えているやり方ではない!」と急に怒り出した
優等生だと思っていたので少し驚きましたが、方向性についてはこのままでと話をしたが「この方向性でいくなら、失敗したときにはDの責任だからな!」と、方向性を最初に示した生徒Dのことをやり玉に上げ始めた

ここに来て真相がわかった
Cは自分の意図にそぐわないことがあると周囲を攻撃するのである
しかもその後の行動に驚いたのだが、Cは班として決めた方向性ではない、自分が考えた方向性で作業を始めたのである
「あんな頭の悪いやつの案なんか、やったらやばい」と他の生徒がいるにも関わらず発言もした
これにはメンバードン引きある
そう、Cは自分のやりたいようにやって暴走するのであった
推測ではあるが、探究のときにも他のメンバーがやらないというのは、自分勝手なことをずっとCが続けてメンバーが見限ったのである

さらに、Cはもともと報告・連絡・相談をするタイプではなく、今までの作業で共有もなく、勝手な作業を始めても共有はなく、メンバーは困るばかりであった
私が話をして、、、しかも長時間にわたって、、、結局、Cは「予定がある」と言って帰り、しばらくずっとこずに、その後の作業は何もしませんでした
その後の作業場面においては勝手なことをやっていたが、メンバーはドン引きで、残りの期間を考えるとCを排除するのも難しいので、メインではないところの作業を割り当てた
最終確認のときにCは「これで賞が取れなかったら、お前らのせいだな」と聞こえるようにいったのである
もちろん、指導はしたが時すでに遅しという感じで、Cは孤立は決定的である
まあ、教師がいてもこういう発言をするのだから、普段はもっとひどいのであろう
Cが生徒から嫌われるという事実は、やはり重いものであって、そのことをきちんと教師は受け止めて警戒しておかないといけない
生徒同士の関係性で、何かあるから生徒は言うのである
これは重い
にしても、若手教師は一体何を見ていたのだろうか
コメント