若手で、特に女性は生徒と友達感覚で接することが多い
生徒がそのように接してくる状況があるなし崩し的にそうなっているのだろうと思います
「ねえ、先生、聞いて、聞いて~」って女子生徒が寄ってくる光景はよく見ますし、それほど慕われている状況は若手教員からすると本意でしょう
これを目の当たりにすると、教員の究極形のように見えてしまう人もいるんじゃないかなと思う
生徒から人気があるってことは最高だと
しかも、生徒からの人気ってそうやって寄ってくるせいとがいるかどうかって他の教員に見せつけることができるわけですしね
人気があるのは見てればわかりますが、ポイントは全員が寄ってくるわけじゃないから、本当に上手くいっているかは別問題ですし、その様子を見て反感を覚える残念な生徒もいて
一部の生徒に人気があるからすべてよしというわけでもありません
特定の生徒から人気を自分の人気と過信して、いつも同じ生徒とばかり話をしているのは問題ですし、その生徒のご機嫌取りばかりしていると思われると弊害を生みます

また、立場的に友達ではなく教師ですから、必要に応じて厳しいことを言わないといけない
距離が近いとそれを生徒が受け付けなくて、必要以上に反発することも出てくるし、教師自身が人気を失うことを恐れてその生徒たちに厳しいことをいえなくなることもあります
指導が行いにくくなる弊害が生まれるのです
私の妬みのような記事におもえるかもしれませんが、単純に指導をしやすい距離感を私はとるようにしています
ですから、教師と生徒の間に線引きをして、距離をあえて作り、指導する側と指導される側の差を意図的に生んでいます
ですので、寄ってくる生徒はいるとかの基準で考えていません
人気取りに走ると大変ですよ


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