学級経営って色々あって、各種スタイルで成り立っています
ここで気をつけてほしいのは、学級経営は環境づくりであって、環境が人を良くも悪くもします
偏見で話を進めると、クラブ命の担任の場合は問題が起きやすい
なぜなら、クラブ以外興味がなく、学級経営が適当だから
また、力で抑える経営を基本にするので、生徒たちを抑圧してストレスを溜め込みやすくするから
若手教師が学級経営を失敗するのは、規律がないから
若いから生徒に人気が最初はあるけど、あとからどんどんなめられていき、にっちもさっちもいかなくなる
というのは、自分の人気を落としたくないから、生徒に厳しいことが言えなくなるんですよね
そのせいで、規律が甘くなって生徒が増長して止められなくなるし、その時の適切な指導方法がわからないから

あとは、必要最低限のノルマを達成使用するコスパ重視な担任も失敗しやすい
効率を求めると、普段の雑談もカットして時間を切り詰める
雑談こそ生徒と担任の心の交流であり、学級を形作るものです
学級は日々の生活の場であって、生活だからこそどうでもいいことを話すべきです
そうやって共通の思い出があるからこそ、生徒たちも担任を慕うし、学級が育っていきます
行き当たりばったりな学級経営も当然まずい
これは学力が低い人や人の心がわからない人がしやすいように思います
というのは、今の学級の状況が理解できないのです
学級は生徒たちの集団心理でできているわけで、今の状況を常にモニタリングして、上り下がりを理解することから始まる
それができないから、担任の気持ちで思うがままにやってしまう
この手のタイプは、けっこう生徒の好き嫌いがあって、合う生徒とばかり話そうとするので、担任としては失格ですが、そんなこともわからないわけです
「贔屓する」と生徒に後ろ指をさされることになります

よくあるのが、1学期の最初だけやる気があってどんどん下り坂になっていく担任
生徒のやる気は4月がピークで、それは担任も同じで、どんどんお互いのやる気が下がるにつれてトーンダウンしていく
生徒のちょっとしたことでもうるさかったのに、最後は見て見ぬふりをする
担任が生徒に幻滅したり、生徒を制御できなくなったりして、諦めていくやつです
生徒の惰性の慣性についていけないのです
長期的な学級経営を考えていないから起こります
まあ、いろいろとタイプがありますがみなさんはどうですか?
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