学校というバラバラの組織の強さと弱さ

現在の勤務校は基本的にみんなバラバラです
個人商店が基本で成り立っています

ですから、誰かを育てるという考え方をありませんし、学年がうまく機能もしません
ただ、生徒指導部がありますから、生徒指導は機能します
まあ、生徒指導が機能するから学校として安定しているとも言えます

バラバラの組織には驚きましたが、良い点をあげるとすると、みんな自由奔放にできるので仕事がやりやすいというか、生き生きとできます
裁量権が多いといったらいいでしょうか
これって、すごいんですよね

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ですから、学級経営さえうまくやっていれば何でもいいような感じではあります
バラバラな組織に務めたことがないので、すごく戸惑いがあるし、未だにだめなんじゃないかって思っていますが、これはこの良さがあります

デメリットは若手が育ちにくく、非常識な教員に育っていくことです
特に本校しか知らない教員というのは、非常識な人ばかりです
視野が狭いですしね

あと、協力体制が築きにくいのが大きなデメリットです
大きなプロジェクトとか、生徒をこういうふうに育てていこうという方向性が打ち出しにくいですね
個人商店の集まりので、そもそも協力体制を構築するあり方がわからないってことです

これってうまくいっているときにはいいんですが、生徒募集がうまくいかないとなると厳しくなるやり方です
といってもうまくいっているからいいんですが・・・

まあ、やり方はいろいろあり、メリット・デメリットもいろいろあるわけで、一概にとはいいづらいはあります
その時々に応じて対応できるといいとは思います

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