学校において難しいのは、友だち作りができない生徒への対処です
学校は集団社会であり、その中で何かしらのグループに所属していないことは孤立であって、所属意識が持てないことです
よっぽどな特性がない限り、「独りでOK」とはなりませんから
ですので、友だちができない生徒はやめていくようになります
4月の学校生活が始まったときに、一定数、馴染めない生徒は出てきます
その生徒たちを見てみると、自分から話しかけようとしないし、話しかけられても盛り上がるように頑張りもしないのが見て取れます
つまりは、自分から友人づくりをしようと努力しないのです
そんな人間に友達なんてできるわけない
なのに、その生徒は「馴染めない」「友だちができない」「学校が合わない」というわけです

高校は自分が選んでいくところなので、イメージと違うことは往々にしてあります
また、心機一転で高校から頑張ろうとしている不登校を経験した生徒もいます
そうした生徒たちが入ってきて、現実は厳しかったとなる
さて、そのときにどうやって対処するかですが・・・
私の結論は、対処の方法はない
以上です
もうここは本人の努力しかなくて、「君がどうやって過ごしたいか」なわけで、こうしたいというものがあるなら、それに向かって努力するしかない
国公立大学合格も、全国大会出場も努力して叶えようとするから、道が見えてくるわけで
そもそもの努力をしようとしない人に成果はやってこない
都合が良すぎる!

冷たい反応で申し訳無い・・・
ただ、担任としてはその中でできることは、温かい学級づくりに尽きると思います
学級が緊張せずに、安心安全なクラス運営ができれば自然と心を開きやすくなる
ここを理解しているかで、実はそうした生徒が発生するか否かが見えてくる
個別の対処ではなく、全体の環境整備にこそ秘訣があるというか、解決方法があるわけですね
ですので、そうした生徒が潜在的にいると想定して、安心安全な学級づくりをするわけです
生徒同士の人間関係にさすがに教師でも介入できませんからね
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