学級で続々と問題行動が起きるときには生徒の構成が問題

高校における問題行動というのは、生徒が年齢に応じた社会性やソーシャルスキルを獲得できていないことによるものだと考えています
こうした生徒が不適合を起こして問題行動を起こすわけですね

続々と問題行動が起こるクラスがあります
残念なことですが、問題行動を起こす場合には生徒の構成にも問題があります

典型的なのは、問題行動を起こす生徒が多く在籍しているケースです
問題生徒は高校においてそもそも明確な対立をしようとはしていません
処分されるからです

ですから、仲間を集ってそういう空気感を作って怠惰なことや挑発的なことを行うわけですね
学級内に複数名共感できる仲間がいるとその下地ができます
このメンバー内に発達障害の生徒や感覚がぶっ飛んでいる生徒がいると、悪質化していきます

なぜかというと、そういった生徒は自分を抑えることができないなど加減を知らないからです
そういう生徒を中心に団結して、学級内で問題行動を起こします

構成の点でいうと、強いまともなリーダーがいないとか、一目置かれるような女子のグループがないといったことがあげられます
女子とかいたのは、問題生徒は基本は男子だから
女子は化粧といった服装系の違反、夜遊びをするとか、なので基本的に学校生活で妨害をする、挑発をするようなことはしません

教室内はグループ同士の派閥争いの場でもありますから、問題生徒が威張るということは、対抗するグループがないとも言えます
一目置かれる女子たちがいるならば、男子も気を遣って抑えます
女子には嫌われたくない、といってもそれが地味で一目置かないのなら別ですが

こういった環境的要因もあるので、やはりクラス編成時にこうした視点でも考えられるといいですね

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