ヤンキーが撲滅されて、生徒がおとなしくなったのがずっと続くトレンドで、スマホがヤンキーを駆逐したといってもいいでしょう
時代のトレンドがあり、今は叱らない・怒らない・生徒の無限の可能性を根拠なしに応援するのがよしとされています
そうした影響もあって、生徒は叱られずに来ていることもあり、今まで高校では怒らなかったトラブルが起きるようになっています
そもそも怒られることは、その生徒にショックを与えることであり、そのショックによって生徒は物事を考えるし、向き合えると思う
その向き合いをなあなあにして、なんでも誉めて伸ばすことをやっていると、生徒自身が真剣に物事を考える場面を失ってきていると思う
今の生徒がすごいなあと思ったのは「聞いているふりをすること」です
ものすごくうまい
だから、授業がスムーズに進んでいるように思うけど、一切何も入っていない
平均以下の高校だからかもしれませんが、50分の授業があっても何も身につかないまま終わるのです

生徒たちは怒られないやり方、誉められるやり方を身につけて、面倒な指導を避けるようにして事なかれ主義でやり過ごすことを覚えてしまったのです
ですから、ヤンキーのような自己主張をして摩擦を生むような生き方はしない
けれど、擦れてないから実際に何も実生活で学んでいない
高校生になると、それなりの精神年齢の対する行動が求められてきますが、それができなくなってきていると感じます
今まで鍛えられておらず、面倒なことをスルーしたからです
まあ、平均以下の高校に行く生徒は受験でさえ、さっさと受かる私立として逃げてきているわけですから、当たり前ですけどね
そうやって生きてくるから、高校生として通用しない人ばかりになるってのが、今のうちの現状かなと思います
で、学校で起きるようなトラブルは中学校で済ませておくようなことばかりです
そうしたことが1年生から起きるようになって、精神は幼いまま高校3年生になって、進路も安易に決めて大学が厳しくてやめるというケースになっていくのでしょうね
日本は少子化もそうですが、子どもたちの軟弱かも大きな問題ですよ
社会がゆがんでいるようにしか思えない



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