教師というのは生徒のことを本気で心配する必要性があります
その一方でその本心は別に心配していないという状況も発生します
なぜなら教師というのは表面上は教師として振る舞わないといけないから、その本心は別でもおかしくないのです
本音と建前というところですかね
このことを私は批判するつもりはありませんしあくまでこれは立派な考え方であると思っています
公私混同をしないということです
人によってはこの考え方が許せないという人もいます
本当は思ってもいないことを生徒の前で平気で言って冷たい人間であるというわけです
その人の本音がどこにあるかは別にしてきちんと仕事をしているならそれで十分ではないでしょうか

そもそもそうやって人格攻撃をすること自体おかしいと思います
考えてみて欲しいのは仕事が終わったあとのプライベートな時間において、職場の人と仲良くしないでしょ?
それは職場の人間付き合いと割り切っているからです
これは全く問題ない考え方だと皆さんは思うでしょう
それと同じで生徒も仕事上の付き合いであるわけですから、仕事が終わればどうでもいいわけですし仕事の中で生徒と関わる時に表面上取り繕ってもいいわけです
言ってみればきちんと仕事をすればもう十分なのです
それなのに心の奥底では生徒のことを嫌っているという人の言い方が気に入りません
そこはどうでもいい話なわけですよ
大事なのはきちんと仕事をするかどうかであってその本心ではありません

もちろん心の底から心配していると思わせることは大事ですけどね
このくらいドライに割り切ってしまう方がより健全とも言えるような気がします
プライベートと仕事のバランスをきちんと取って、長く仕事が続けられるスタンスを保ち続けるためです
そもそも考えてみてください
平気で嘘をついたり、トラブルを起こしたり、暴言を吐いたり、人権を無視するようなことをしたりする人と普通なら関わりませんよね
それなのに関わっているのは仕事だからです
仕事で関わっていくうちに情が移ってしまって、その生徒のためにどうにかしてあげないといけないと一線を踏み越えてしまいがちなのが問題なのです
ある程度ドライに割り切って、仕事をやっていくくらいの距離感の方がふさわしいような気がします
この辺は考え方の違いが多々あると思います
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