担任としてこんなことがしたい、あんなことがしたいと考えるのは普通のことです
その考え方が人それぞれであるので、学年団の担任と家といろんな考え方があり、お互いに考え方が合わないということは普通にありえます
この価値観の違いをどのようにしていくかが問題です
私が見る限り中学校と高校の教員ではこの考え方が随分違うように思います
中学校の教員はみんなでまとまってやっていこうという意識がとても高いです
高校の教員はみんなでというよりは、一人一人が好きにやっていくスタンスの方が強いです
この辺は生徒の発達段階の違いによるものかなと思っています
高校生はそう簡単にトラブルを起こしませんが、もちろん起こす時には起こします
起こした時には退学処分も最悪はありえるので、ある程度の歯止めがあるわけですね

私の考え方で言えば教師1人でできることはたかが知れています
たかが知れていると言っても、確かに1つの学級を公開させるかさせないかの権限はあってきちんと守り抜くことができるわけです
でもそれはたくさんの学級がある中の1つにしか過ぎないわけです
学年団を見渡せばたくさんの学級があって、そのどれもが成功させるということを考えるべきです
となったら自分だけがいいという考え方自体がもうすでに間違っているのです
ですので担任になったら、まず考えることはこの学年団全員でどのような連携が取れるかどうかです
この考え方ができるかできないかで学年団の運命は変わります
当然ですが団結している学年団ほどすごく強いです
団結していない学年団は学年が上がるにつれて生徒がどんどんダメになっていきます

この横の連携をどのように取れるかどうかが学年だというよりは教師一人一人の力量になってくると思います
ですから自分がどのように自分の学級だけを見つめて頑張るかと考えること自体その人に力量はないということです
協力して連携してやっていくこれは大変な作業なのですから
生徒にも言いますよね
協力して頑張ってやったらすごく大きな成果になるよって
それが教師としてできていますか?
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