アドラー心理学を紹介した「嫌われない勇気」で私は人生が変わったかもしれません
本の中で紹介された「課題の分離」です
理解がいまいちだったら申し訳ないけど、自分と他者の課題を分離して考え、他者の課題には介入しないのです
働き方改革をする中で、私はここができていなかったのだなと実感しました
若手が困ったなと話をしていたら、私に話されていないのに、相談もされていないのに、私は率先して「○○をしたらいいよ」ってアドバイスをしていたのです
これは他者の課題に勝手に介入する行為です
この行為によって5分、10分と簡単に時間がとんでいきます
しかも、そうしたことは日々起こるわけですし、教員はたくさんいるのでいろんな人の課題に介入し続けていたわけです
おまけに、相手は私にアドバイスを求めていたわけではないので、いらぬお節介であり、年上から言われる圧のかかった言葉にもとられた可能性あり、クソバイスをしていたのです

働き方改革をするときに、私はこのクソバイス運動をやめました
若手が困ったと誰かにはなしをしていたとしても、完全にスルーです
なぜなら、それはその若手の課題であり、私の課題ではないからです
そもそも私に話しかけられていないし、若手が不幸自慢をしているだけか、女性教員にかまってほしいからやっている仕掛け罠かもしれません
つまり、私は部外者なのです
そのおかげで私は都度、5~10分は時間が浮いていったのです
これを実践して思ったのは、私に来る相談って根本的にそんなになかったなと言うことなんですよね
私に人望がないってことです
若手は若手同士が相談しやすいように、各教員で相談相手というのは決めているものですから、私がアドバイスをするなんて実際になくていいんですよね
冷たいかもしれませんが、お互いにやりやすくなったかもしれません
そのおかげで私はさっさと帰ることができるようになりましたね

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