生徒指導とはただのスキルであるから、恐れることはない

教師という職業が敬遠される理由は多忙とクレームであり、その多忙さを作っているのが生徒指導である
この生徒指導はただのスキルである
スキルさえ身につければ怖くない

私が怖いなと思うのは、生徒指導の正しいやり方を知らない人が多いってこと
ベテランになってもやり方がまったくわかっていない教員もいる事実
ある教員なんて「間違っているから間違っている」とずっと言い続けて、指導していましたからびっくりしました

ではどうやってスキルを身につけるかですが、先輩教員に聞くのが早いわけです
が、今の若手は何も聞いてこないから、いつも「困った!助けて!」という感じになっている
実のところ、困った状態になるまでに生徒指導をしておくべきであって、困った状態は「悪化した状態」です

生徒指導は問題解決です
それだけのことで、単純に生徒が起こす問題を解決すればそれでいい
名探偵が必要とも言えます

一番大事なのは問題を見つけること
火事でもそうですが、ぼやの時に身につけたら消火は簡単
でも、ぼやは見えにくいからしっかりと目をこらすことができるかどうかです

燃え始めると見えやすくなります
ただ、ここで問題なのは、燃えている状態が「問題」に見えるかどうかです
よくあるのは「ただの遊びだから」という生徒の発言や教師の勝手な解釈です

そうやってどんどん火が燃え広がっていく
問題発見もスキル
いいことと悪いことを見分けるだけのこと

スキルを身につければすぐにわかるけど、これも難しいんですよね

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