Googleカレンダーを使って気づいたのは、授業で大半の時間が消費されるということ
週40時間のうち半分近くは授業になります
ここに担任業務を入れると、余裕で半分を超えていきます
つまり、担任になるとほとんど作業をすることができません
一番の働き方改革は副担任になることといえます
とはいえ、私の高校では正規採用の教員を少なめで、臨時採用を教員を増やして人件費を抑えていますから、担任を外れることは難しいのです
さて、担任で時間が潰れるということは、ここに時短の可能性が大きく秘められているということ
学級通信なんてどうでもいいことはそもそも書かないこと、これは当たり前
あと、毎日生徒に書かせる日記のようなものがあったとしても、これって全く意味ないからいちいち返信などしない、というかやらないほうがいい
生徒一人ひとりに時間をかけるのは美しいことかもしれませんが、無駄の温床ですから

やってみて大きいのは、放課後は終礼から15分以内などと、時間を決めて生徒を帰してしまうことです
生徒が教室にいるだけで、私の集中力は大きく下がりますし、使用禁止の携帯を使うことや遊ぶ、暴れる、何かを壊す可能性もあり、生徒を残すことによって無駄が大きく発生します
勉強や宿題を残してやらせる方がいいと言う人もいますが、私はそこに時間をかけたくありませんから
だって、生徒一人に時間をかけたら、イコール残業であり、コスパはめちゃくちゃ悪いです
そんなことよりも、生徒には放課後はさっさと帰るものという先入観というか、習慣をつけて帰りたいと思わせることの方がトラブルが減ります
また未提出の宿題なんてものは、休憩時間にやればいいんですよ
どうせ答えを写すだけなんだから
生徒をさっさと帰すことで、放課後の時間を使い方が自由になります
また、生徒の学力をマンツーマンで伸ばすなんて馬鹿なことを考えなければ自由に時間を使えます

未提出の宿題は声かけだけにして自己責任にすればいいし、締め切りのある学級の提出物は締め切りが危なくなれば保護者に生徒からLINEさせるなど事前の策を打つ
何よりも、学級の平穏こそが時短ですから、気になることがあればすぐに動くフットワークの軽さが大事です
とともに、怪しい動きがないかを常にチェックして、情報収集をしっかりしていくこと
問題を起こす生徒には定期的に声をかけて励ますこと
とにかく安心安全な学級作りを優先していくことを頑張らないと何にもなりません
時短は手抜きと思われますが、大事なことに集中して同じ成果以上の成果を上げてこそですから
安心安全な学級作りだけは外せません


コメント