高校になると基本的にはそんなに生徒指導をするものではないかなという感覚は自分の中にはありました
嫌がらせなどというものは中学校で卒業するからです
最近は、高校でも中学校でやるような嫌がらせが増えてきているように感じます
SNS、コロナ、スマホなどの要因で生徒たちに「生の体験」が不足していると感じます
いろんなことを知らないし、「こんな感じも読めない」「この言葉を知らないなんて」というのは当たり前です
生徒は知らないことを放置するスルースキルだけは立派になって、わかったふりだけしています
生徒が学校で起こした問題を保護者に伝えると「信じられません」という言葉を聞くことが多くなって、「家ではあんなにいい子なのに」だと続きます
こちらも信じられませんよ、学校ではそんなに悪い子なんですから

人ってどこかでバランス取って生きる生き物だと私は考えています
家でいい子だからこそ、学校でそのバランスを取るためにストレス発散ではないけれど、違った側面を見せて悪いことを平気でする
そもそも家でいい子って、その子はずっとスマホで遊んでいるだけで、家族とほぼ関わっていないだけじゃないの?っていいたい
スマホという遊び道具があるから、子どもに手がかからないから、実は保護者にとってスマホはありがたい存在だと思うんですよね
保護者も自分の時間はほしいから、子どもがスマホで遊んでくれたら自分のことができますからね
保護者からは学校で嫌がらせをして人を困らせて面白がっているなんて信じられないでしょうね
それと想像力が低い保護者も増えていて「そんな程度のことで電話をしたの?」的な雰囲気を感じることもあります
非常に残念なことですが、子どもがやらかしたことについて責任を取る姿勢を見せてほしいのと、被害生徒・保護者の前でその言葉を口にしてほしいものです



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