自己満足と残業

教師という職業は売上が関係ないため、今やっていることが本当に価値があるかを考える必要がある
弱いクラブなのに土日両方やって何の意味があるのか?
明確な答えが出せるならいいが

考えれば考えるほどに自己満足ではないかと思ってしまう

例えば、授業準備である
20分で作ったものと、3時間かけたものでは9倍の差があるが、生徒の満足度や育成される力に9倍もの差が出るだろうか?
そもそも指導書にあるものを、「自分で作ったほうがいいものができる」といちいち作ることにどれだけ意味があるだろうか?

これって自己満足ではないか?

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教師の仕事って残業してこそなんぼってところがあって、そもそも考え方がおかしい
早く帰るためにいかに楽をするか、効率を求めるかを考えていないからそうなるのである
しまいには自己満足を追求してしまって全て自分で作るのが正義ってなる

この前は、3年前の資料をほぼそのまま使って授業をした
最初は「ここを変えないといけない。ここも追加しよう」などと意気込んでいたのだが、時間に追われてしまって、残業を抱えてまでやりたくなくなってしまったのが本当のところ
で、やってみると何事も問題がなかったのである

3年前と同じような手応えであり、ある意味、安定したものだった
変えていたら別の反応があったとは思うが、それで生徒の実力が伸びたかどうかは正直、ハテナである

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3年前の資料を見て「変えないといけない!」と思ったのは、1回使って飽きたのもあるし、昔のものをそのまま使うのはどうかということもあったように思う
その当時の気分とは違うのもある

でも、その当時、授業が成り立ったわけだから問題ないのである

つまり、今改良しようというのは自己満足であるってこと
それをすることで残業が増えるところであった

この感覚をもっと大事にしたいと思った

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