生徒を伸ばしたいなら生徒を逃さないこと

振り返ってみると、近年、ほとんどまともに生徒を成長させた記憶がありません
手抜きをしているわけじゃないのですが、気づけばそういう状況になっていました

例えば進路指導をするときに、「地元の私大でいい」という感じでしかもボーダーフリー大学だったりするので、生徒も志望理由書を頑張って書いたら受験終わりくらいなんですよね
国公立を受けたい生徒がいても「面接をお願いします」と試験の3日前に来る程度

つまり、生徒のほうが粘り強い指導を欲していないのです

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クラブにしてもそうですが、コンテストのために締め切りなどをステップを設けるのですが、そもそもその日に生徒はやってはきません
スモールステップをふもうとしても踏まないわけで、計画通りにはいかない

そうすると何が起きるかというと、作品を完成させるだけでコンテストの締切日になってしまうんですね
いろいろと振り返ってみると、これって生徒の戦略なんだろうって思います
というのは、早めに仕上げていくと顧問から「◯◯をやろう、直そう」って言われるのが目に見えていますよね

だから、完成させずに、自分の完成 = 真の締め切り として、顧問から一切の指導を受けずに終わらせるのです
いやー、、、すごい
本当にこんなことばかり最近多いんですよね

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ですから、生徒が指導からうまくすり抜けて逃げていくので、まともに成長させたためしがここ最近ないのです
ああ、ちなみに、コンテストの作品はひどいものになっていますよ、もちろん
だから、いくらやっても力がつかないのです

生徒は逃げることを徹底的にやりますので、いかに逃さないかがこちらの力量となりそうです
とはいっても、逃げたい生徒を追い詰めてもねえ

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