謙虚でなければ人はついてこない

年を取って思うのだが、謙虚さって職場ではすごく大事ってこと
若手との心の距離は思う以上に開いていくし、年を取ることが年功序列の権力であるってことを痛感する
それを自覚的に考えて、いかに謙虚に振る舞えるかが、実は人としての価値かもしれない

謙虚さというのは、良い謙虚さと悪い謙虚さがあると思っています
良いというのは「奢らない」ということで、自分がいかにすごくても慢心せずに,努力することにつながるもの
悪いというのは「嘘をつく」ってことで、必要以上に自分を貶める形のもので、明らかな嘘ってわかるものです

この境目も難しいところですけと、ベテランが「自分なんてまだまだですから」というのはさすがにどうかと思ってしまうのです
出来ているのにできていないと表明するわけで、嘘をついているように思える
その一方で、そう言って自分を馬鹿に見せて、ハードルを下げないと若手が話をしてくれないような空気感があります

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自分が年を取ったからなのか、時代が変わったのか
とにかく自分を貶める発言を積極的にすることか、何でもノーを言わずに受け止める優しさをもつかのどちらかです
この力が今を生きていくの必要であり,時代の空気であると感じています

こうした風潮、空気感に私はうんざりしていて、みんな対等であって、遠慮しなくてもいいし、意見があればいえばいいと思っているので、「宇宙人」ってなりがちです
あと個人的に嫌なのは、ほんとうの意味で役に立たない教師と馬鹿な教師がいるので、こうした人はどうにかしてほしい

生徒も難しいけれど、若手教師も難しい
なんか、、、本当に嫌な時代だなと思いますけど、これってずっと先人たちは言い続けてきたのだろうと思うと、まあ、、、そんなものなのでしょうね
謙虚にいきましょう

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