私が考える理想的な学年というのは教員間で足並みが揃っていることである
しかし、この足並みを揃えることはとても難しいのが現実である
なぜかというと、足並みを揃えるためには話し合う時間が十分に必要だからである
ただでさえ忙しい教員が、足並みを揃えるために話をするというのは、現実的ではないと思う教員がやはりいる
それとどの基準に合わせるかということでやはりもめてしまう
また教員の独自色を出したいという人もいるのでなかなか難しいのが現実である
足並みを揃えることのメリットは、あの先生はという個人攻撃を防ぐことができることである
みんなでやっていることはそれだけ大きなメリットであり、生徒たちはそういうものだという常識のレベルで学級経営を見てくれるようになる
やすきに流れる流れる生徒を出さないようになるのである

生徒が荒れている学年ほど、こうした足並みを揃える作業ができずに、教員が自分勝手しているのである
そもそも考えて欲しいのだが理想的な学級というのはどんな学級だろうか
安心安全で生徒同士の仲がよくまとまっているではないだろうか
学年団も1つの学級だと見てみて欲しい
そうなると、教員同士の足並みを揃えるというのはまとまっているということであり、自分自身が好きなことをやるというのはバラバラであるわけだ
バラバラな学年団は荒れた学級に近いと考えれる
この感覚が持てるかどうかが大きな差になってくるのだが、これをいくら言っても通じないのが現実である
足並みを揃えることは高度な技能だからである
あなたはどちらの道を行きますか?
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