これは若手教員あるあるになりますが、先輩教師から言われたことをやらないのです
若手教師からすると、他の先生方はみんな先輩教員となり、言うことを聞かないといけない相手になります
もちろん言うことを聞く必要なんてそれほどないんですけど
先輩教師からすると、若手教師に対していろんなことを教えたいと思ってしまうのが教師というものである
ですから、こうした方がいいよということが多くなり、若手教師はそれに対してあー分かりましたと返事をする
しかし若手教師はそれをしない
むしろ逆のことをやることさえある
若手教師からすると、先輩教師から言われることはありがたいのであるが、その一方でありがた迷惑な部分もある
そもそもその教師からアドバイスをいただきたいと思っているわけではない可能性も高いし、自分がやりたいことと相反することであることもある

先輩教師は良かれと思ってついやってしまって、若手教師がそれにを負担に感じてしまっているわけである
健全な関係とは言い難いけれど先輩教師からすると、つまずくところを先に教えてくれているのである
しかし、受け取り手側はそれが実感としてわからないので、いちいちうるさいことを言ってくるぐらいの感覚になってしまう
そうやって先輩教師から言われたことを無視して全く違うことをやり始める
先輩教師からするとそれは面白くないし、せっかくアドバイスをしたのにそれに従わずにやって失敗して、そのミスをカバーするということを考えると嫌な気持ちになる
ここの部分を上手に若手教師がさばけるかどうかがやはり大事なところだろう
教師をやってるとこの辺のさじ加減が本当に難しいなと感じるようになりました
最近の若手はと言うと偏見かもしれませんが、自分から何か聞いてくることはありません
それが先輩教師からはとても不安で仕方なくなってしまいます

ここをぐっと我慢できるか先輩教師の腕の見せ所ではあるのですが、後輩教師が明らかに失敗しそうな力量しかないのに、自分自身の考えでやってしまう愚かさを考えると、ついアドバイスしたくなってしまいます
というのは悪手ばっかりやっていれば、学級というのは当然ダメになってくるからです
自分がやろうとすることがいいやり方なのか最低限それを確認してからやるべきです
そのくらい教師は影響力を持っているってことなんですよね
ここが分かってなさすぎます
1対1の人間関係だったらそれは好きにやったらいいと思うけれど、学級というのは40人の生徒がいて向こうは集団なのです
集団を相手にするのが教師のプロたる所以であって、その部分が経験がない若手教師にはかなり難しいのです
この差を理解できているかどうかで、先輩教師に意見を求めるかどうかの差が出てくると思っています
できる教師というのは常に最前手を打とうと周囲にアドバイスを求めることができるのです
あなたはどうでしょうか
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