探究活動が今注目を浴びていて、大学入試のための大きな武器になります
ですから、どの高校でも探究活動に力を入れています
が、結果に大きな差が生まれます
なぜか?
それは教師のこだわりが発揮されるかだと思うんですね
学年で探究をやっているわけですが、その出来は担任によって大きく変わります
そもそもの一番の差は、課題設定が適切かどうかで勝負ありとなりますが、その後の活動についてもどこまで生徒にさせるかで変わります
まあ、当たり前ですね

若手教師Eは、「最後までさせるって大事ですよね」と共感を示しながらも、最後は「もうできたんで良しとしました」と、生徒がとりあえず何かを作ったら完成とするスタンスを取ります
何がまず言って、生徒ができたというものは完成ではないから
学校によりますが、普通の学校なら生徒の出来なんてたかが知れている
自己満足の塊で、やる気が途中で切れてしまっためちゃくちゃなもの
ここから労力をかけて修正なんて大変です
だから、Eは「もういいよ」って、厳しいことを言わずにOKを出す
学年的には完成物があればOKですから、Eはノルマをこなすことに焦点化したということ
まあ、、、悪くはないけど、ノルマをこなすことが目的になると生徒は成長しないので、ここに焦点化できるかどうかです

できる教師は生徒を成長させるために、生徒に追加の作業を要求します
というか、制作過程でどんどん要求しています
ここが目的の違い
探究はそもそも大学入試のための材料としてやっているわけで、それに使えるようにするわけですね(もちろん、生徒の探究力を伸ばす)
Eは完成品を提出すればいいと本来の目的とは違う、目に見える部分を目的にしたわけです
だって、大学入試のためって目に見えないから
その目に見えない部分のために、生徒と衝突することを嫌がったわけです
ストレス展開をさけて、お互いに気持ちのいい道を行きたかったわけ
これって、嫌なことは見て見ぬふりをするのと同じ
これでは力が伸びないよね
結局は、教師がどこまでこだわりを持てるか、ここが教師の力量の差になると思います
クラブ指導でもそうですよね
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