若手の先生を見ていると指導の際に、「こういうことを積み上げていると、推薦できなくなるぞ」という脅しをするケースがあります
本人は脅しの意味ではなく、そういうこともあり得るから注意しろよとわざわざ親切心で言ってあげている認識ですが、生徒にとっては脅しです
生徒指導と進路を一緒にしているからです
そもそも基本的に推薦ができないなんてことはほぼほぼありえません
「推薦できません」となればクレームが付くし、教育委員会も黙ってはないでしょうし、何より世間が許さないでしょう
進路の話をするなら別の場面でするべきであるので、生徒指導に専念するようにしたほうがいい
それか生徒指導が解決したときに最後に言うべきであって、指導の過程で言うべきではない

この手のことで思うのは、教師は自分の言葉に箔をつけたくていっているだけなのかなと思うんですよね
本当に脅しているわけじゃないけれど、生徒に全然響かないのは嫌だ
だからこそ、進路のことを出して俺の言葉は重みがあって怖いんだぞってやりたくなっちゃう
生徒って話を聞かないし、都合の良い解釈しかしないし、いい加減な存在です
脅したって印象だけが独り歩きする恐れさえある
重みが増したいのなら、その生徒にとって「あなたの存在」が重いかどうかです
ですから、普段の関わり方がどうであるか、あなたが尊敬されるような人であるか、そういったことが結局は聞いてきます
人間関係が最強なんです
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