夏の甲子園で大問題となっている広陵高校について、私は全く関係ないし、何も知らない立ち位置から勝手なことを書きます
学校関係者としては「怖い」としか言いようがない案件です
暴力事件があったとか、なかったとか現状まだ確定的ではないことが、一方からの書き込みによって真実のようになっています
本当かどうかわかりませんが、このSNSの速度感にたいして現場が対応できないので、甲子園を辞退となったわけですね
煙ないところに火は立たないので、何かしらあったのだと思います、勝手ながら
それは加害者からしたら「大したことない」ことでも、被害者からすれば「大きなこと」って多々あります
この辺の食い違いもあるでしょう

さて,今回のことから思うのは、SNSって怖いってこと、真実かどうかわからないことが真実として回るってことです
教育現場なんていろんな問題が起こるわけで、被害者生徒も案外、自分から問題を起こしていたってことは当然のようにあるわけで、そんな中で「あれはおかしい」とSNSで叩かるようになるって、通常業務が恐ろしくできませんよ
何に恨みを持たれるかわからない
この恐怖です
この事自体はずいぶん前から学校の方では気をつけなさいと話があり、当然のように気をつけてはいますが、完璧には出来ていないことのほうが多いでしょう
生徒の受取は様々ですから、対策のしようがないんじゃないかって

ので、我々教員も自衛する必要があります
その一番の手段は生徒と関わる場面を少なくするという情けない方法なのかもしれません
例えば、勉強会を開催したときに、開催のための準備、勉強会の時間、生徒集めなど多岐にわたる労力が必要で、その中の一場面でちょっとしたことで恨みを持たれる可能性が出てきたら馬鹿らしいわけです
クラブ活動についても、熱心にやればやるほど熱が入ってしまいトラブルになる可能性は高くなります
クラブ活動なんてブラック残業の元,という我々の命を削った活動であるにも関わらずです
命を削り、外部から攻撃されたらたまったものじゃない
考えすぎであり、消極的な発想であることは重々承知しておりますが、日々ブラック残業をこなして、自分のリスクを高める活動をあえてすることに、どのくらいの意義があるんだろうかと考えてしまいます
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