働き方を変えるということは学校の価値観を変えるということ

今年の私は働き方についてずいぶんと考えています
こんなに考えることは今までありませんでした
だからこそ、ブラック残業ばかりやってきました

おかしい事にやっと気づきました

おかしな働き方が存在するのは、おかしな考え方があるからです
そのおかしな考え方をずっとこじらせてきた私

私は命を削って学校のために尽くしてきたわけですが、だからといって特別何かをもらったとかそういうことはありません
管理職も感謝はしてくれませんし、正直なところどうでもいいとさえ思っているというか、そもそも自分の人生ではないから好きにしてくれってレベルでしょう

つまり、私は自分の思い込みでブラック残業をしてしまっていたわけです

働き方を変えるというのは、

自分のために時間をもっと使う

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ということです
そう、勤務が一番でした
だから、家庭のために早く帰る母親教師なんて、自分のために時間を使えている鑑です
すごいことです、本当に

では、私はこれからどうしていこうかというと、そもそも自分のための時間がほとんどなく、家族から文句を言われるような生活をしていたことをやめることです
遅くまで働くから、家族に迷惑をかける、自分自身にストレスと疲れを溜め込む、その結果、土日は使い物にならないという悪循環を続けています

それを脱却するためには、そもそも仕事ってなんだろうと考えると「生徒が満足できる学校生活を送ること」だろうと思います
担任の立ち位置なら、安心安全な学級を作れればだいたいOKでしょう
顧問なら、生徒がそれなりの達成感を得られたらOKでしょう
授業担なら、生徒がその時間に学びがあったと思えたらOKでしょう

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ここにフォーカスするだけとしたら、勤務ってもっと楽になるし、いろんなことを取捨選択できるようになると思います
たとえば、宿題をやらない生徒を放課後に残して面倒を見る行為って、いらないって判断できます
宿題は自分のことだし、自分がやらないんだったらやらなくていいじゃん

それを私がつきっきりで = 命を削って やる必要はありません
満足できる学校生活には関係ないわけです

熱心なクラブ活動自体はそれなりのことをやっていればいいわけですから、休日の練習なんてやらなくていいんですよ
生徒は遊びたいんだから

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授業も生徒が「よかった」と思えたらいいわけですから、そうした授業を作れたらそれを使い回せばいいんですよ
特に工夫なんていらない
学級の掲示物なんてどうでもいいし、学級通信なんて絶対にいらない

あれこれと思い悩み、100点を目指すから変なことになる、それだけのこと
生徒が満足できる学校生活と定義すれば物事の見え方ってかわります
そうやって私はブラック残業から離れていきたいと思います

出来るかどうかは別ですが、きちんと考えてムダを省いていくということを考える事自体は大事なことですから

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