生徒対応と人気

教師をやっていると気になるのは生徒から人気ではないでしょうか
先日の記事では、生徒対応の時間を決める必要があると書きました
そうなってくると、生徒対応の時間は減るわけで、生徒としては対応してくれる時間が減るということはサービスが減ってしまうわけで、「けち」となるわけですね

これって「あの先生は面倒見が悪い」と言われる要因を作ることになります
生徒との信頼関係は生徒にかけた時間に比例する部分があります
信頼=人気でもあるので、生徒のために時間を使えば使うほどに人気が増えやすくなり、放課後は全部生徒のために使うとすると、「面倒見がよい」として人気が博するわけですね

その一方で考えないといけないのは、生徒の面倒を見ることで教師の仕事は一切進まないということ
放課後に毎日2時間生徒の面倒を見たら、そこから業務として与えられた仕事をすることになり、単純に残業がプラス2時間になったわけです
これって本当に不毛です

A stylish motel and palm trees on a sunny day.

私が冷たいのかもしれませんが、生徒対応=残業 という無情な公式が成り立ってしまいます

ここで考えたいのは、「人気」というバロメーターで、生徒のために時間をかけまくることが人気の秘訣だと考えることです
きちんと学級経営をしている、授業が上手いというだけでも実は十分に生徒人気は出るのです
そう、ここなんですよね

ほかの業務で人気が出ないから、自分の命である時間を削って人気を得るやり方になってしまいます
これって働き方として間違っているわけで、本来の業務の遂行能力で評価されるべきところを残業で評価しようとするブラックな働き方にシフトする考え方なんです
この構図が見えるからいやなんです

そして、さらに嫌なのはこうした手厚いこと、つまりは無駄に生徒に時間をかけることで人気を得ることをチキンレースのように展開してしまうことです
何が当たり前になるかによって文化が形成されるわけですから、生徒のためのブラック残業をすることが必要ってのはおかしいわけですが、多くの教員に支持されるとするとやっかいになります

生徒人気のためにとなるとおかしな働き方が横行してしまうということです

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