体育祭はもうやめませんか?

正直なところ、年々体育祭という行事の意味がなくなっているように思う
というのは、働き方改革で準備の時間を短縮しようとする流れがあり、最近の異常気象の影響で熱中症を常に警戒しながらやっていく必要もある
怪我のリスクもあるし、いろんな面でリスクが多い

あと最近強く感じるのは、生徒も教員も体育祭にかける情熱というものがないのです
体育祭を頑張る、楽しみという雰囲気はなく、授業が潰れて良い程度のことで、それ以上にやる気を出す生徒もいない

あと、色分けが難しいこともある
赤・白だけか、3色か、またクラス内をわけるかどうか
毎年同じ人数になるわけでもないし、コースによっては男女比が違うし、そういう諸々を考えると、クラス内で色が分かれることになって、盛り上がらない原因となる

不思議なことに、クラス内で色を分けることを良しとする教員もいて、理解ができない
クラスが1色だから、みんなで共有ができて頑張ろう、応援しようというムードが醸成されるわけで、それがなければ、なんとなくやっているだけになる
こうしたクラス経営の観点で考えなければならないのに、「公平」という観点で、人数ばかりを大事にして、クラス分断をする色分けがなされている

あと、判定を巡ってクレームが入ることもあって、あの一瞬の出来事をそんなにきちんと判定できるわけないじゃんって思うのです
得点の入り方で文句が出ることもあるしね

こうしたことで結局、みんなの心が離れていき、体育祭なくてもいいんじゃない?という空気が醸成されて、体育祭は下火になっていったようにもおもえる
いろんなリスクと仕事量で現場としても歓迎していない体育祭ですから、もうやめていいのではないかと思います
小学校などでは縮小に縮小を重ねているわけですしね

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