4月の最初に「提出物は出すのが当たり前。出さない生徒は強制的に残ってさせるから」と宣言する方は多いと思います
それって平均以下の高校では無理な話なんですよね
出さない生徒は出さないからね
出さない生徒がいたら残せばいいだけのことだろ?
ってあなたは思うかもしれないけれど、出さない生徒は「徹底的な出さない戦略に出る」わけです
ここが見落としポイント
「残ってやれよ」と声をかけるとすると、労力は「ほんの少し」じゃないですか
ほんの少しコストで生徒が動くのはまともな生徒だけ
考えてほしいのは、提出物を出さない生徒って「まともな人間じゃない」わけですから、そんなちっぽけなコストでは動かないのは当たり前

だから、教師が放課後に、掃除や生徒対応をしている瞬間に逃げます
当たり前です
彼らにとっては 逃げる < 居残り なわけで楽な方を選びます
では、次に「今日は絶対に残ってやれよ」といったとして、その生徒に張り付いているとします
かけるコストが増えましたね
その生徒が次に何を言うかわかりますか?
「それは家にあるからできません」
「今日は早く帰らないといけません」
とできない理由を言うわけです
これに対して教師がどうするか
今度は教師が対応を迫られる番になります
「新しい対応方法」というコスト増をするか、「明日はのこれよ」とコストをかけないようにするか

これはもう生徒の戦略にはまっているわけです
生徒は教師にコストをひたすらにかけていくわけで、教師に諦めさせたいのです
教師としては「忘れた時用に道具を用意する」「保護者に連絡する」「顧問に伝える」「強制的に物理的に残す」など、よりコストのかかることを選択しないといけません
この構図がわかった私は、生徒のことを見放すことにしました
そもそも考えてほしいのは、この生徒は不誠実な人間であり、もともとやる気なんてないから逃げようとだけ考えているのです
その不誠実な人間のためにコストを払うなんてバカでしょう
違う人間にコストをかけるべきです
その生徒が困ったときには助けないってことないけれど、そうやって逃げていることをそのときに指導することも含めます
不誠実コストを生徒に払わせるのです

ですので、絶対に居残りをさせるというのは現実的には無理といえます
物理的に残そうとすると体罰になるし、教師がしつこくすると「先生にいろいろと言われて嫌だ」と不登校の原因にされます
そういう時代なんですよ
コストをかけるべき生徒かどうかを考えるべきで、生徒はそれで提出物を出さないなら自己責任です



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