あなたに学級で起こる問題が見えていますか?

若手教師が問題を抱えるのは学級で起こる問題が見えていないからです
なぜ見えないのかというと、先輩教員にアドバイスを求めないから
若手とベテランの間にずいぶんと溝を感じています

この溝によって、教えたらいいことを教えられないままになっていて、その溝を超えるエネルギーをベテランは持たなくなったし、溝を超えようとしてくる教員に対してさらに溝を広げるようなことを若手はするので、教えることはますますなくなっていっている感覚があります
若手を捨てる、それでいいんですが

さて、教師は忙しくてその原因となるのが生徒指導です
生徒指導がなければもっと早く帰れるし、ストレスも抱えなくていい
それならどういう手段があるでしょうか?

考えてみてください

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正解は、早期に対応することと、生徒を成長させることです
なのですが、若手やうまくいかない教員の答えは

問題を発見しないこと、発見しても対応しないこと

なんですよね
わかりますか?

そもそも生徒指導とは、問題があるから行うもので、問題がなければしなくていいのです
となると、学級で起きる嫌がらせを「あーあれはただの遊び」って思ってしまえば問題はないのです
そう・・・問題がないのです

ではこの教師にはいつ問題が起こるのかというと、生徒や保護者から訴えがあったときです
ようやく問題が顕在化したといったほうがいいのか、この段階では問題がずいぶんと進行しています
そしてこの段階で「困った!助けて!」といってきます

そして周囲の手助けを借りて問題を解決して、同じことを繰り返す
これが若手やうまくいかない教員のやり方です
問題発見の感度が悪く、というか、人権意識が低すぎるのです

そうやって学級はどんどん安心安全な場ではなくなり、生徒たちの意欲は下がっていきます
こういう学級経営をあなたはしたいですか?

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