どうしようもなくレベルが低い学級を担任したときにあったことですが、文化祭の前日のクラス準備で生徒たちに仕事を分担させて作業をさせました
そのあとに解散となり、明日は文化祭だ!
って、なれば良かったんですが、そこから私と実行委員のメンバーで点検開始
クラスでした作業が、校内ルールで貼ってはいけない部分に貼ってあるとか、固定が緩んでいるとか、そういったことばかりで、あとからすべてやり替えました
まあ、情けない話です
だったらやり直しをすることなく終われるように、準備段階でやればいいじゃないかってことですが、それができれば苦労しないよって状態でして
一つの仕事をさせると30点くらいのものが返ってくると考えてください
それをせめて60点にしてと突き返したとしたら、生徒たちは頑張るどころか遊び始めるわけですね

「先生がだめだししかしない」とか、遊んでいる時に注意しようものなら「こっちは作業しているのに、遊んでいるとかひどっ!」みたいな形になります
その生徒たちは本当に力がなくて、私が30点だと思うものが80点以上にみているのだと思います
ということが、文化祭までの学校生活の日々でわかっていたので、準備段階ではそれ以上のことは言いませんでした
情けない話です
私がこの準備で重視したことは、遊ぶ生徒が出ないこと、企画物を壊して学級の分裂をさせないことでした
生徒たちは下手なりにも頑張って準備をしてくれたので、それで良かったということです
30点しかとれない学級と考えればそういうものだと理解できますよね

この学級の時には本当に苦労しました
なぜなら当たり前のことができないからです
当たり前のことをしようとすると、普通に問題ばかり起こすのですから
普通の生活ができない人たちでした
それは人生経験が足りてなさ過ぎたのかなと思います
そういう学級や世界観もあるということで



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