進路指導をするときに問題になるのが、生徒が持ってこないことです
指導をお願いしますといいながら何も持ってこないとか、「直したら持ってきます」と言いながら持ってこないとか
そうなったときに、まだかと待ちくたびれて、しまいには腹が立ってくることがあります
こちらは進路指導に対してやる気を出していて、生徒がお願いしてきたにもかかわらず、それに見合ったやる気を出していないってことですね
進路指導は生徒の人間性が如実に出るイベントだと考えていますから、うちのような平均以下の高校ではよくあることです
うちの場合だと、そうした進路指導をまともにしたがらない生徒が期待していることは、ドラえもんの登場で、便利な道具、つまりは志望理由書を教員が書いてくれることを望んでいます
そのくらいのやる気しかないのです
自分で書けといっても何を書いていいのかわからないのだそうです

さて、そうした生徒に関しては、担任ではなければしばらく放置しておいて、担任にお知らせをするだけでいい
だけでいいというのは、あなたが怒る必要さえないってこと
何も感じず、何も期待せず
これが基本スタンスです
これ以上のことをするから、いちいちイライラして、余計なことをし始めるのですから
これが担任であると粘り強くカウンセリングからやってあげる必要があります・・・
進路って本当に面倒ですが、やる気がない生徒は自然とFラン大学に誘導していけば問題ないと言えば問題ありません
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