生徒の幼稚化と二極化

最近の高校生を見ていると、幼いなと感じることが多く、「こんなことを学んできていないのか」と驚くことも多いし、いわゆる「常識を知らない」ということばかり
生徒たちは苦労を知らず、人生イージーモードで過ごしてきました感がものすごくあります
幼いときからスマホを持って、遊びほうけてばかりいて努力を知りません

苦労をしていないから、精神的に成長しない
必要なことを学んでいないから、常識がなく、社会生活でトラブルを起こす
特に問題なのは、人間関係力が弱くて友人関係が作れない生徒の増加かなと思います

不登校の理由の最たる部分はここであり、元凶はスマホだと考えています
スマホが子どもたちをだめにしている
海外視察に行った方が、途上国でもスマホで子どもたちが遊んで勉強しなくなっているときいて驚きました

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そして気になるのは、勉強をするかしないかで、くっきりと二極化しています
特進のようなある程度学力がある層は勉強に肯定的な反応を示しますが、それ以外のコースはそもそも勉強が苦手であることもあって、勉強には否定的で、まともに勉強しません

おまけに精神が育っていないので輪をかけてだめな生徒が量産されている印象です
ですので、正直なところ、授業で学問を教えるのでなく、子守をしているような印象でもあります
保護者も家に生徒がいたら邪魔でしょうから、それを預かっている感じ

そうした生徒たちが大学に行きたいというのだから驚きです
常識がない生徒たちが「大学に行ったら頑張る」といって当然のように頑張らないわけですから、もうね、、、終わっているよねと嘆きたくなります

これからどんどんこの傾向が続き、悪化するだけと考えています
教員としては、学力よりも子守をする感覚で、怒鳴るなどの体罰的なことはNGが強くなるでしょうから、手足を縛られた状態で生徒と上手く共生する道を考えるしかないのかなと思ってしまいます

こうしたことが杞憂で終わればいいのですが、入ってくる教員もそういった輩が多くなるでしょうしね
困ったものです

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