生徒の反論を考えているか

若手教師やうまくいかない教師と話をしていると、考え方の柔軟性がないと言うか、「自分の考えが正しい」というのがすごくある
どうも「自分の考えを作ることが精一杯」な感じがするし、「自分の意見を作れてすごい」と考えているフシもある

つまり、考えが1つしかないのである
この状況で生徒と対応すると、思わぬ反論に出会って立ち往生してしまう

私は生徒に言いくるめられることがないし、生徒が反論できないようにすることも可能である
自慢のようで申し訳ないが、これが教師の仕事であるからベテランになってくれは当たり前の話
若手が力不足教師との差はこの部分である

A car parked on the side of a road under a night sky

あと生徒に指導するときに目指す場所が違う
若手などは「自分が言いたい結論に着地」しようとこだわる
つまり、生徒指導では「お前が悪いから反省しろ」と結論ありきで挑んでしまうし、ゴールが動かないから生徒が反発したらおしまいになる

私はどうかと言うと、目指すべき場所は「生徒の納得」である
これは本当に大事だから覚えておいてほしい
生徒の納得なのである

だから、ゴールを決めずに、もちろん言いたいことは考えるけれど、どういう言い方、どういう話の流れなら生徒が納得するだろうかを考える
生徒はどんな反論をしたいのか、いや、そもそも生徒の言い分をしっかりと話しをさせないといけな

A snowboarder sitting on top of a snow covered mountain

若手にはここができない
なぜなら、常に自分が言いたいことがあるし、自分が正しいと思っているから
柔軟性がなさすぎるし、ゴールが違うから

最低限、生徒の反論を考えたうえで生徒指導などに望んでほしい
生徒には生徒の意見があるのだから
当然予測しておくべきである

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