最初の3年で職業人生が決まる

謙虚に仕事を始めた4月に年上の先輩教師から「どうせ3年もしたら言うことを聞かなくなるから」と言われました
自分はこれからも謙虚に仕事をするから、そんなことはないと思った記憶があります

と言いながら、3年も経つと確かに他の教師の言うことをそんなに聞かなくなりました

予言通りというのはしゃくではありますが、3年間で何がわかったのかと言うと、
・そもそも学ぶべきまともな教員が少ないこと
・3年間で一通りの仕事ができるようになったこと

ですね
致命的なのは、その発言をした教師についてはそもそも「尊敬できない人・お手本にならない人」でした
そうなんですね・・・先輩教師ってすごい人ばかりと思っていましたが、現実は使えない人ばかりで絶望しました・・・
偉そうで申し訳ないです

A house in the middle of a snow covered forest

3年間でいろんなことを学ぶと、教えてもらいたい人っては数人しかいませんでした
最初の学年団にいた顧問Aはたしかに力量がありましたが、私の目指す方向性とは違ったのとクラブ指導のスキルは私のほうが上になりました
同じ教科の教師に関しては、教材研究で負けていると感じませんし,私のほうが良い授業をしている自負がありました

確かに初任者時代は学ぶことばかりでしたが、それは基本的な知識とスキルを知らなかっただけであって、数年で学べることです
あとは、そこから各個人がどうやってスキルを磨いていくかの問題で、教科指導のスキルを愚直に伸ばしているような人ってほとんどいなかったのです
もちろん、クラブ指導に関しては、優れた先生はいましたが、私はクラブ指導にそこまで熱心にしたいと思わなかったので、ここでは除外しています

話を戻すと、最初の3年間は謙虚に学ぶことができる基本を作るときなんですね
そのときにどれだけの努力をして謙虚になれるか、素直に向き合えるか、そういった資質・基本的な思考習慣を身につけるときになります
3年たった私は一人前になってきたと思えるようになりましたが、教材研究や学級経営についてはまだまだだと思っていましたし、これは最初の3年間で得た私の思考習慣と思えます

A blurry photo of a dandelion against a blue sky

つまり、最初の3年間で良い師に巡り会えるかどうかで大きな差がつくということ
3年も経てばプライドが育っていって、それが邪魔してどんどん学習率が下がっていくということです
学ぶ相手がいない人は積極的に探すべきです

そのくらい大切な3年間です

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