前の話ですが、これはありえないということがありました
大会に向けて最後の追い上げというときに、生徒が逃げたのです
しかも複数の生徒が
こういう状況になったら「顧問が悪い」と言われそうですが、まあ、それも否定はしません
大会はチームエントリーのためは規模は10人程度
そして何かしら役割を与える必要があるので、仕事分担を私がしました
生徒がしないのか?と思われたかも知れませんが、これはプロジェクトチームで部長なんてものはいませんし、そもそもプロジェクトのために集まったので、生徒間の仲もそこまで深まっていませんし、何よりも問題がある生徒が複数いました
その生徒たちは能力はあるのだが、協調性がないため、来たり来なかったりするし、全体の打ち合わせは気が乗ったときだけ参加する、そんな感じの人達

プロジェクト自体は思った以上に長丁場になり、最後の方は時間との戦いで毎日活動していました
プロジェクトなので、「クラブがあるので無理」が連発してまともに部員が集まらないこともしばしば
まあ、この状態でよくもまあ続けたものと思いますが、予選突破をしたので仕方ないと私は言い聞かせていました
最後に向けての取り組みで、問題ある生徒が逃げたので、説得して、やる気を出したので仕事をそのまま任したら、最後の土壇場で仕事を放棄してまた逃げました
ここまで本当にだめとは思いませんでした
その生徒たちは一部の生徒からとても嫌われていたのは私は知っていました
そもそも複数の生徒からとても嫌われるというのは、普通ではありえないものです
それを私は軽視していたし、その生徒たちは問題なくやっていたものですから大丈夫と思ったんですね

ただ、苦しい展開が続くとその生徒たちは逃げた
結局はここなんでしょうね
苦しいときにどうするか、人間の本性が出ます
彼らの選択は逃げでした
担任などに聞くと、普段は「自分は優秀」とかいい「あいつは全く何もしない」と他人を批判することをよくいっていたようで、今回は自分が何もせずに逃げたようです
生徒が逃げたとしても教師には何も出来ませんから、仕方ないのですが、生徒から評判の悪い生徒、特に嫌われている生徒に関しては信用したらだめだと実感しました
生徒は生徒の価値判断があり、そこはある一定の経験が出ているわけですからね
とはいっても、メンバーにいたから防ぎようがなかったとも言えます
まあ、私のやり方が良くなかったといえばそこまでですが
プロジェクトもいけなかったですしね
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