運動の経験もないのに、運動部の顧問として生きざるを得なかった私
幸いそのクラブは弱小で土日のうち土曜日しか活動しなかったので、休みは1日確保することができました
強豪校に配置された同期は「土日は練習か、練習試合でゴールデンウィークもない」と言っていて、まだ恵まれていると思いました
若手にクラブを休む選択肢はない
ちなみに、土曜日に半日クラブして、もう半日は教材研究で終わります
メインの顧問Aは教師として実力のある人で、生徒からの人気も高かった
しかし、性格には難点があり、本当に意地悪をするときには意地悪をするような人でした

7月くらいになってようやく気づいたことがあって、土日のクラブ活動は今よりもずっと低いけど、時給数百円程度のお金が出たんですね
その申請について誰も教えてくれなくて、私は数万円も損をした事に気づきました(大会引率はまだ高かった)
相方である顧問Aに聞くと「知らなかったのか?」と言われてショックを受けました
どう考えてもあなたが教えるべきことでしょう?
当時の管理職も、事務室も誰も教えてくれなくて、たまたま同期が教えてくれてわかったのです
これって顧問Aからの嫌がらせ(本人にとってはいたずら)だったようで、こうしたことで面白がる人だったんですね・・・
それがわかって、私は猛烈に怒りました
といっても、当時の私は無知ですから、管理職に言うことも、事務室にお願いすることもなく、泣き寝入りですが

顧問Aからすると面白いで済ませただけですが、私は「こいつはありえない」と強く強く思いました
この出来事がきっかけになって、クラブの専門的なスキルの勉強も始めて「こいつに頼らなくていいように」と考えるようになりました
本当に笑えない話しですが、当時はこれが笑い話になるような若手に厳しい時代だったんですよね
先輩が若手に厳しく当たるとか、笑いものにするとか、それが指導の一環だと思われていて
相撲界で問題になった「可愛がり」とは次元は違うかも知れませんが、こういう雰囲気です
この瞬間に、私は顧問Aに対して心が離れました
実は当時、同じ学年団だったのですが、管理職にはお願いして翌年には別の学年に異動させてもらいました
転勤して縁がなくなったら、完全に縁を切りました
相手を陥れようとする人間とは関わってはいけません
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