若手教師というのは社会人経験も教師経験も少ない
これこそが最大の弱みである
あるのは若さという魅力である
ただ教師業は若さを武器に何でも押し通せるもので当然ない
だから、学級経営や保護者との関係がうまくいかない
ちょっとした言動で保護者は怒り出すことも理解できない
私が若手のときに経験したのは、普段から問題ばかり起こす生徒が、他の生徒に嫌がらせをして逃げるときに、ドアにぶつかりました
ドアにぶつかったのが痛かったらしいのですが、他の生徒にした嫌がらせを当然ですが問題になりました
当然ながら保護者連絡をすることになりました

そのときに保護者が「ドアで怪我したので、こちらが一方的に悪いわけではない」ととんでもない主張をし始めて、私はこともあろうか「それは自業自得ですね」と軽はずみでいってしまったのです
これに保護者は激怒
自分の子どもが怪我をしたのに、子どもが一方的に悪くて、自業自得だとよく言えたもんだと
当時の私には、嫌がらせして回って、逃げて怪我をしたのは、そんなことをするからだという認識しかありませんでした
教室内で暴れて走り回れば怪我をするよ、ということが言いたかったのです
が、通じませんでした
そもそも「お前の子どもが起こした問題でなぜこちらが謝る必要があるのか」「自分のことを棚に上げて何を言っているのか」と思いましたが、この問題ある保護者には通じない話でした
結局、失言一つでこちらが悪いと責められるのが教師の世界なんですよね
常にアラ探しをされていると考える方が良い

嫌がらせのことと怪我をしたのを別に話すことが必要でした
変な因果関係を持ち出すべきではなかったわけです
どんなに問題を起こす生徒でも保護者からすると唯一の子供なんです
自分の子どもがいかに迷惑をかけているのかなんて理解しようとしませんから
唯一の子供なんです
この認識がまずないと保護者対応がうまくいきません
若手教師はきをつけましょう
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