なぜ生徒は、先生の言うことは聞くのに、私の言うことは聞かないのか

1年目のときにすごく思ったのがタイトルの言葉です
指導教官は複数校を指導して回るのですが、たまに授業を実際にやってくれました
この方はすごい方で、「授業で勝負する」ことを教えてくれた方で優れた先生でした

私の持ちクラスで授業をしてくれるのですが、すごいのは生徒の動き
ビシッビシッと動きますし、楽しそうなんですよね・・・

なんで?

心の底から思いました
「なぜ生徒は、先生の言うことは聞くのに、私の言うことは聞かないんですかね?」
周囲の教員が私の発言を聞いて『そんなの当たり前だろ!』と言っていました

A blurry photo of a dandelion against a blue sky

今ならわかります
もちろん、年齢ではない
指示が的確で、授業のメリハリがあり、生徒を褒めるのがうまい

ですので、生徒はノリますし、授業も上手に進むからストレスがない
私はこの先生から1年目に学ぶことができて本当に良かったです

授業で勝負できる人だからこそ、学校生活の中でも生徒は言うことを聞くし、敬意を持たれている
ちなみに、クラブ指導もすごくて,生徒から尊敬されていました
どこにでもいそうな中年の教師でしたが、眼光は鋭かったのを覚えています

A close up of a diamond on a blue background

「授業で勝負ができる」これが教師としての第一条件だと私は実感してここまで生きてきました
生徒が授業中に退屈して私語をしたり、寝たりするような授業は勝負ができていないのです
それは授業改善が必要で、生徒のせいにしてはいけない

授業で勝負ができるから、生徒は話を聞いてくれるし、担任としてもうまくいく
この考え方を1年目に持てたことが私の教師人生の宝になりました

コメント