顧問がずっとそこにいる必要ある?

これでも一応運動部の顧問を長くやっていました
今は脱却できましたが
その顧問をやっている中でずっと思っていたのが、

生徒の練習をずっと見ている意味ってある?

man, stairs, heaven

ってこと
例えば練習が3時間あったら、3時間もいる必要あるって真剣に思います
1時間位みて、あとは職員室で仕事している方がよっぽど生産性が上がります

でもだめなのは、怪我したときに顧問が現場にいなかったと非難されます
ですから、「クラブ指導は労働」なんですよね
意味もなくその場にいる必要がある
でも、私は意味を感じない

顧問が見ていないと生徒はサボる
でもうまくなりたいようです
矛盾してない?

landscape, nature, clouds

だから顧問がビシバシやるのが主流
でも、私は疑問に思う
人に言われないとできないのなら、そこまで頑張らなくていいじゃんって思う
そこまで手をかけるとこっちはブラック勤務になるのだから

習慣・文化・実力をつけるのが顧問の仕事だから、仕方ないことはわかる
その一方で見ていないときには頑張らないのなら、信頼関係は難しくなる
顧問がビシバシやるから生徒が頑張るって、強要されているようにも見えるし、顧問のわがままで生徒をつき合わせているようにも見える

また、これを言い出すときりがないのだが、生徒たちは何を求めているのか、千差万別である
野球部では朝練、放課後練、土日練が当たり前だが、何%の生徒がそれを求めているのか
部員が多くなれはなるほど、いろんな要求をが出てくるので設定が難しい

lightbulb, idea, creativity

あれこれと考えると難しいのだが、教師という立場でクラブに関わるなら残業が出ないようなレベルにするべきである
それ以上のことを求めるなら対価をきちんと払うべき
で、現状の対価は「なし」(とはいえ、土日はお金が出る)

であるならば、対価に見合うことってなんだろうって考えたら、顧問が見ていないときに活動するくらいの強度でいいんじゃない?
つまりは熱心にやる必要はないってこと
だって、自分たちでろくにできないなら、顧問がいるときだけ頑張ってもらっても困るよ

そして、顧問がいないと困るって状況が出ないようにするべきであって、それが無理なら、そのクラブの活動時間は徹底的に少なくして顧問の負担を減らすべきである

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