自分の意見がすべて正しいわけじゃない

職員会議で文句を言う教師がいる
文句という表現は良くないかも知れないけど、全体的な決定に対して不満を言うタイプである
どうしても許せないのだろうけど、こういうタイプは職員会議のたびに、これが気に入らないと文句を言う

そして、自分の意見が正しいと思い込んでいるから、内容に反映されないと怒る
「私の素晴らしい意見が無視されている! 意味がわからない!」と
だから職員会議のたびに文句を言う

職員会議の内容は運営委員などの各長が入った会議で検討はされるから、内容が入らないということは却下されたということ
それを理解できないのがまずいのと、長の教師などに事前に根回しをして感触を掴んでおかないからこうなる
まあ、そもそも全体の場で話せば通ると思っている事自体が間違っている

A group of houses sitting on top of a snow covered mountain

教師はおとなしい人が多いから、反対意見を持っていても、全体の場で反対はしない
反対がないから自分が正しいとするのもどうかである

自分の意見が正しいと信じすぎるのがまずいのであり、自分の意見とは自分の感覚で正しいと信じている信念であることも多く、それは他者の価値観では共感できない可能性があることもしっかりともっておかないといけない
また効率ばかり気にして無駄と切り捨てると反感を買う

やるだけの理屈がある場合もあるし、「やることが正しい」と惰性の場合もあるが、変化をみんな嫌うので変化することが嫌だけで反対される
自分が正しいとしすぎると、周囲の共感、生徒からの理解も得られなくなる

とにかく、自分は正しい判断しているか周囲に確認するくらいがちょうどいい

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