今はなんて恵まれた時代なんだと思ってしまうブラックな職

若手時代の話を書いていると、正直なところ「今なんて恵まれているんだろう」と思えます
先輩から不遇なことをされても「パワハラ」で済ませることができますよね
20年前はそんな言葉はないし、パワハラは当たり前ですよ

教師の一部は禁止されている体罰を未だにやっていたし、暴言なんて当たり前
指導で机を蹴っ飛ばす、何かを叩きつけるとかも当たり前

生徒にはヤンキーがいて、授業に入らない、授業を妨害するなども当たり前ですしね
土日のクラブも当たり前で「若手は運動部」だし、「顧問として頑張らないのはありえない」が一般論
根性論で、いくら残っても誰も褒めてはくれないし、管理職は労うわけでもなく、さっさと帰る管理職も多い

A blurry image of blue lights in the dark

ありえないことだらけだったのですが、教師志望者が多く倍率も高くて中学校では数名の採用枠しかなく、10年受け続けても合格できないのはザラでした
つまりは、人気職であったことでそれ相応の人材が取れていたということであり、今のような情報社会ではないので、いかに不遇であるか世間は知らなかったのです

今はSNSなどにより、情報が簡単に手に入り、教師の待遇が明らかに悪い事がわかっていますし、病休も多くまさにブラックと言いえて妙になりました
良い時代です

とはいえ、過去を知るものからすると今の時代のほうがよっぽど恵まれいますが、それでも待遇が悪くて、人気がないなんてね・・・贅沢になったなとさえ思えしまうのでやばい
人権意識が高くなって普通のレベルが上ったときに、教育界はついていけなかったというだけですね
魅力的な職場の方があふれているってこと

ですので、権利を主張しながら地方公務員として教師をするのもありなのかなと思えなくはないですよ
と思う一方で、不人気のため同僚のレベルが低くなっていくので、10年後の教育界は本当に苦しいと思うので、ならないほうが幸せかもしれない
となると、公務員を志望したほうかよっぽどいいのかも

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