問題を起こす生徒と保護者の常識外れている可能性があることを前提に

担任をしていると生徒がどのような常識レベルかはわかるものです
普段から問題がない生徒であればいいのですが、普段から小さな問題やおかしな行動が見られる生徒には要注意です
そもそもなぜ「おかしな」とか「小さな問題」といった表現になるかを考えましょう

それは常識外の行動であるってことです
たとえば、ぬれた体操服を教室で干して乾かそうとする生徒はおかしい
濡れたら乾かしたい、それはわかるけれど、普通に考えたときに、生徒が自由に使えるスペースはないし、干すことによる外観や匂いに関しても集団生活は考慮が必要です

本人からすると「空いているスペースでにおいもない」と主張するんでしょうけども、スペースは空いていることに意味があって、40人が主張するととんでもないスペースになるわけですし、においがあるかないかの真偽はさておき、気持ち悪さは誰かが感じるものです
こうしたことが考えられないのです

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こうした普通の感覚を学校は求めるのですが、まあ、世間ではこうしたこと「学校が抑圧して生徒を管理する現代の終わった教育の象徴」なんて言うんでしょうけどね
集団生活での普通がわからないわけですから、この生徒にはまともな話が通じないと思ったほうがいいし、この生徒を育てた保護者の常識もおかしいと思ったほうがいい

つまり、こうした生徒と保護者は話が通じない要素があるということ
生徒指導や保護者連絡ではつい「常識」をもとに話をしますが、それが通じない可能性があると思って、慎重に関わっていくべきです
ちょっとした食い違いで保護者が激怒することはありえますから

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