生徒に学力がないという話を書きました
では国公立大学に合格させるためにはどうしたらいいかということですが、答えは簡単です

国公立大学に合格するのは簡単なことだけど、その簡単なことができないのが生徒の実力がないってこと
高校においては生徒を国公立大学に合格させることはとても重要な目標です近年の少子化と総合型・学校推薦型の枠の拡大によって、その合格はかなり簡単になってきました今まではセンター試験というどうやっても時間と学力が必要なテストを受けなくても合格を出...
国公立大学に合格するための戦略を立て、システム構築すればいいだけのことです
総合型などでは活動実績報告書が求められることがほとんどですから、それを2年生の段階から作れるようにシステム化をすればいいわけです
単純に、国公立大学を目指す生徒たちを集めて、そういった取り組みを始めればいいだけのこと
と思うでしょ?
でも、教師はそれができないのです
なぜかわかりますか?
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教師には先のことを考える力がないからです
先の記事で生徒が同じことが出来ないと書きましたが、実は教師も出来ません
というか、先のことを考えて戦略を立てれる実力がある教師というのはほとんどいません
これが現実です
同じような生徒層を取ったとしても、この戦略を立てられるかどうか、つまり、そのような優秀な教員が力を発揮できるかどうかで、高校は一気に変わります
そもそも「戦略を立てる」ことの意味がわかる教員が実際には少ないのが私が感じるところ
戦略の意味がわからないから、そもそも戦略を立てようとしない
つまり、場当たり的な対応に始終してしまうが、それもおかしいとさえ思えない

「いつも忙しい」って言っているわけですよ
そのために戦略を立てたらいいと言っても、「今いそがしいから、そんな暇人なことはできない」って言い返されます
冗談のような本当の話
仮に戦略を立てて「こうやったらいい」と提案しても、今度は周囲の教員の理解が得られないから頓挫することになります
やるべきことは明確なのですが、そこまでの手段やシステムが構築できないからだめなんですよね
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