教育現場で働き方改革が進まない理由

ようやく教師のブラック勤務に対して改善されるような機運が見られるようになってきました
が、現実はそう簡単に進まないの・・・
のはわかっていたとおりです

現場の感覚としては、「クラブ」と「生徒指導」の2つが問題で,当然ながらここの解決は本当に難しい
結局のところ、人不足なんですよね
だから、無料で働かせることできる教師を働かせていたわけで

個人の観点からすると、現場の教師にも大いに問題があるんですよね
勤務時間外に設定されるクラブ活動に対して、何の反対の声もあげないのですから
「子どものため」というよくわからない理屈がまかり通っていて、そこからはみ出すのがみんな怖くて仕方ないとのこと

An aerial view of a house in the middle of a snowy forest

わかる気もしますが、働き方改革を教師側から強行していかないとだめなんですよね
それをしないから何も進まなくて

そもそもクラブ指導が生きがいっていう人もたくさんいて、それが抵抗勢力になっているケースも多い
クラブする人たちはみんな気が強いですから、校内でも声がでかいのです・・・

それにね,教師の仕事って充実感があるから大きな不満って少なかったりもする
給料もあるし、社会的信用があってローンに落ちないし、
教師以外の仕事ってできないだろうし、

という感じで、実のところ教育現場はブラック勤務が当たり前過ぎて、みんな感覚がおかしくなって、改革が進むどころじゃないんですよね
それを学生がSNSなどで見て知って、「教師になんてなりたくねえ」って拒否感を抱いて、教師のなり手が不足してきて、今に至るという感じ

A black background with red and blue swirls

現場から要求がないのだから、もうどうしようもないんだよね
だから、残業代を上げてくるといいけど、財務省も厳しいし、文科省はなにかするわけでもないでしょうし、ですから、

学生さんが「教師なんて絶対にならねえ」「働かせ放題っておかしい」とひたすらにSNSで拡散するしかないような気がします

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