評価制度が当たり前のようになってきていて、それがボーナスにちょっと影響するような状況があります
確かに教員の評価を考えないといけないのですが、教師の仕事は多岐にわたる一方で、売上は関係ないから評価もつけづらい
また管理職も教員のことなんてさっぱりとわからない
そのために、授業アンケートなど生徒に評価してもらってそれを活かそうとするのは確かに理にかなっているような気もする
が、私はこれには反対なのです
高校になると学習内容が難しくなるため、普通に教科書を教えようとすると難しくて理解できないのです
またテストも普通に作ると平均点が下がる
だから、教師は妥協するかどうかを迷う

ここに教師評価アンケートがあった場合に、その時の気分とか、テストが難しいとか、そういった部分で評価をつけられる可能性があるのです
生徒がいい加減に評価をすることがあるので嫌なんです
管理職評価ならまだわかるというのは、管理職が責任を持って、管理職になぜその評価なのかを問い合わせができるから
生徒の評価はそうではない
生徒の気分で行われて、生徒の問い合わせができないわけで、ある種、生徒に復讐のための機会が与えられているわけ
この生徒評価が大々的に利用されるようになると、教師は生徒に迎合する子が大事になるわけで、それって教育理念からすると間違っているんですよね
生徒を伸ばすために要求をしないといけないわけで、ハードルをあげるとついてこれない生徒も出てくる
まあ、低すぎると「低すぎて嫌」とマイナス評価をする生徒も出るかも知れません

無責任な生徒に評価をしてもらって、このことについて云々言われるようになると働き方を変える必要がありますよね
それは嫌なんです
けど、その一方で教師の力量やきちんとやっているかを評価することも必要でしょうから、評価って難しいわけです
教育現場で管理職からの評価が厳しい場合には、教師の忠誠心も下がるだろうし、軋轢を生むことになるし、そんなこというなら「そもそもブラック残業をどうにかしろ」と正論をぶつけられしまうからね
評価が罰する目的ではないことを祈るだけです
とはいえ、そんな中でも「生徒から何を書かれたか知りたい」と言う先生もいて、色んな人がいるものだと思います
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