進路指導で困るのは「まだ行きたいところが決まっていない」というもの
つまり、決定しないことで自分を守っているのだ
進路指導で最後までこういうタイプに苦労させられる
生徒に何かしらの仕事をさせる場合でも、するか・しないかを返事をしない生徒がいる
ずっと「うーん」と言っているのだ
これは卑怯なやり方であり、最強の防御方法だと感じる
教師は時間が限られているから、牛歩戦術はよく効くのである
ゆえに、教師が急いで「じゃあ、やって」と言おうものなら生徒は『先生に勝手に押し付けられた』といって、仕事の出来が悪いときには言い訳に使われたり、仕事をしない口実になる
また「じゃあ、やらなくていい」と言おうものなら生徒は『本当はやりたかったのに』と教師は攻撃する材料にする

そう、自分で決めないことで自分を守っているわけだ
最強である
しかし、このやり方は周囲を困らせるから、結局は自分の立ち位置が危うくなるのではあるが、自分を守るということにおいては有効である
こういうことをする生徒はそこそこにいて、結局は「自分で決めろ」であり、期限がある場合は「返事はノー」にすると決めたほうがいい
そして、こういう生徒に時間を取るほうが馬鹿をみるので、基本的には放置すべきである
進路の場合では、家でしっかりと話してほしいと伝えるだけにして放置で良い
なぜなら、生徒の人生だから
何もせずにニートでもこちらは困らない
にも関わらず、進路を決めないと困ると教師が困ってみせるから生徒は調子に乗るである
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