生徒の意欲なんてものはいい加減です
だから、検定のような継続的な勉強が必要なものは続きませんから、取れないのです
その一方で物事の最初は興味がありモチベーションが高いので、なんとなくやります
しかし、途中で飽きて放置してしまいます
教師として困るのは、大会などにエントリーしたあとに生徒が飽きてやらなくなるケース
これは地獄になります
生徒は最初は「最後まで責任持ってやります」と言うからエントリーしたのに、途中から「今日は用事があって」などと理由をつけて逃げる

大会に出るという約束をしたからには責任を果たさなければと教師が残されるわけで、でも生徒がやらないとけないので、なんとか生徒にやらせようと手をかけることになります
資源の無駄な投入です
今偉そうに書いていますが、私にはこの経験がそこそこあります
約束を守るために、いい加減な生徒たちをなんとかさせるために、手を回して、仕込んであげて、うまくいくように声をかけて、毎日ブラック残業して・・・と
本当にくだらない
絶対にやめるべき、と思いながらもやり続けないといけないのですから
先に参加を宣言するタイプのものって怖いですよね・・・
こりごりです

ですから、そういう仕事を生徒が引き受けるときには、余力がある生徒かどうか、つまり、部活に入っていない生徒であるか、責任感がある生徒であるか、途中でやっぱりできないと言えるかどうかなど、チェックするようにしています
生徒たちは最初は「最後までやりますから!」っていうんですよ
でも、嘘ですから
先のこと何も考えていないだけです
大事になるのは今までの実績です
粘り強くやれる生徒ならいいんです
その一点です
そうでなければ任せたらだめ
そして、途中で生徒が投げ出すなら、教師もスパッと手を切りましょう
苦い経験です
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