今の私が抱えていることでもあります
「意見を聞かれなくなると人はやる気を失う」という現象が私には起きつつあります
すごく上から目線なのかも知れないけれど、リーダーが私より能力が低いから起きているんですね
リーダーが何か提案したときに、私がそこでクリティカルな質問をしたり、よりよいアイデアを出したりして、リーダーのメンツを潰してしまっている現状があり、根本的には私が大人げないのです
ただ、職務として60点の案よりも80点の案を採用したいし、60点の案よりももっと高い点数の案を出したいと考えています
そうすると、リーダーの案は没になる
そもそも没と考えること自体に問題があって、考えるたたき台としたらいいと思うし、そうだと思って仕事をしているわけですが、私が意見すると嫌な顔をされたり、戸惑ったりされるわけですね
そもそも議論をしたいと思っていても、相手は議論をしたいと思っていないわけで、リーダーが議論したいと思っていないのだから、そうするべきだと押し切ろうとされる

それが私には面白くない
よくない案を実行するのは辛い
とまあ、こんな状況であれこれと悩んでいるところです
結局、リーダーが最終的な責任を取るわけですから、私が手を引くべきで、悪い案だとしてもやるべきだろうと、私は考えるようになりました
その結果として、私は「この人には何も言わない」という断絶の意志を心のなかで表明することになるんですね
この瞬間から、この仕事は「とてつもなくつまらない仕事」になりました
そして、私はアイデアを出さない人になり、仕事のクオリティからはマイナスになるが、リーダーとしては自分の意見が通るからやりやすくなるのかも知れません
が、やる気を無くした人がチーム内にいること自体がマイナスでリーダーにとっては嫌なものである

となると、もともと私という存在自体が嫌な存在なのかもしれません
なんてことを考えるとますますやる気が落ちて、リーダーに非協力的な態度やネガティブな感情を持つようになるという悪循環が発生しそう
てな感じで、組織で意見を聞かないのはやる気を削ぐ行為ということ
職員会議などでもトップダウン的に「これを必ずやって」と言われると反発をするのは、意見を聞かれないから
教科会で話をするとかして一応意見は言えたにすると、ここまでの反発はないでしょう
トップが考えているのは「意見を聞けば時間がかる」「意見を聞いたら取り入れる必要がある」ということを恐れていて、結局は「自分のやり方に合わせろ」という自分本位の考え方で、権限を使って強制しているだけ
私の置かれている状況にも結局はその強制力への対立であって、私が折れて、やる気を失うという結果を招いている

とまあ、こんな感じで、愚痴っぽいかも知れないけれど、私なりの分析です
これを学級やクラブに転用してみてほしいのです
生徒たちの意見を聞こうとしていますか?
取り入れようとする場面を作っていますか?
強権を発動すればするほどに一部の生徒のやる気は確実に失われていきますよ
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