教師集団とは恐ろしいほどに価値観が違うものである
こうした人達が学級経営をそれぞれで行うのだから、学年団としてどのくらい一致団結できるかは学年主任と担任の力量が問われている
例えば、全校集会ならば今はGoogle Meetのようなオンラインでやる方法が今はある
そのときに「物理的に全員体育館に集まる」か「教室でMeetで見る」かは意見が分かれる
自分が正しいやり方と思っていても他の人の意見は違う
絶対Meetだ!といっても無理なのだ
この辺が集団の難しいところで、集団に対してなにか言ったら群集心理が働き、簡単に意見が通るわけではない
だから個別に話をして理解を得ることが必要となる

ここが面倒だからと職員会議で文句を大きな声で言えばいいってことではない
集団になればみんな無責任になり、意見集約さえも難しくなる
個別に賛成を取り付けてある一定規模の賛成がないと、全体を動かす力とはならない
つまり、何かをなすには根回しをする力がどうしても必要ということ
同じ意見を持つものを集めて数というパワーが必要
この根回しには学級経営にも必要である
担任はなんでも決める権限がありますが、生徒が納得するかは別である
全体の場で宣言するだけではだめで、事前に生徒に伝えて了承を得ておく、味方を増やしておくなどのことはどうしても必要
生徒としての関わりを通じて学級経営は深まっていく
結局、こういうプロセスを大事にできるかどうかであなたの発信力が変わってくるのです
コメント