実際の勉強は難しい。このギャップをどう埋めるか

プログラミングって生徒に人気がある
なぜかというと、そういうニュース報道がなされていて世間から注目を浴びているから
なりたい職業としてYoutuberが人気だったのも同じ

つまり、入りは注目や人気である
しかし、Youtubeもやってみると全然再生数が伸びない現実があるし、プログラミングもやってみるととても難しい現実がある
生徒は気持ちだけは立派だけど、行動が伴わないのである

この気持ちも実のところ「思いつき」でしかなく、きちんとした下調べがないわけで、世間が注目しているからいいなと思っただけ
国公立を受けない地方私学で良いと考える生徒のほとんどの生徒はこの段階である
経済学部をうける生徒は「お金持ちになりたいから」だそうだ

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生徒に何が足りないのかは情報である
情報がないから、次のステップや難易度がわからない
実際にやってみてすぐに挫折するのは、その見積もりがなさすぎる・甘すぎるから

どうやってギャップを埋めるかというと、とにかく地道な経験をしてみて、思いつきと現実のギャップを苦労してみないとだめなんだろうなと思う
ただ問題なのはどうやって埋めさせるかであって、受験で学部を調べてみろと言ってみても、大学の学部紹介を読んでおしまいだったり、ネット検索して1つ目の記事を見ておしまいだったり、学術的観点ではなにもない

ここまでなぜいい加減なのかを考えると、「そもそも進路に興味がない」わけです
あるのは「ゲームのことだけ」「遊ぶことだけ」であり、この手のことはすごく熱心に調べている
進路のことを言われるから「とりあえず、良さげなワードを並べてみる」だけである

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そして、いけないのはそのワードを聞いて保護者・教師が「よし、よし、いいね」と肯定的に反応してしまい、「頑張れよ」と安心するからである
保護者・教師は行く方向が決まっていればそれで安心する

そうやって生徒にやり込められている
教師は自分の人生でないから別にそれでいいし、卒業したらサヨナラだから痛くも痒くもない
保護者はかわいそうである

生徒がやりたいのはゲームと遊びであって、勉強に興味がない
ここのスタートからすれ違っている現実があるからギャップを埋めるのは難しい
あるとしたら、3年生になって受験を考えるタイミングでしかない

残念な現実である

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